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esquirenews 6月号に掲載いただきました!
今回は、esquirenews(エスクァイアニュース)6月号に取り上げていただきました!
こちらも掲載内容を載せさせていただきますので、是非ご一読くださいますと幸いです。




新しい「古物商ビジネス」を提案する

「古物商」という呼び名は見るからに古めかしい印象だ。
廃品回収業、あるいは古本屋業、質流れ品販売といったものはこのジャンルにくくられる。
全国に60店余りを展開する「ネオスタンダード」は、創業15年。
これまでは関東地方を中心に中古品を中心にブランド品や高級時計、宝石などを買い取るビジネスを行ってきた。
この企業をM&Aで買い取ったのが後藤光さんだ。

 「これまでのビジネスモデルを更に進化させて、新しい時代に合った仕組みを構築しようと考えました」(後藤さん)
後藤さんが新しく考え出したビジネスは「遺産相続や、老人ホームなどへの転移の際の資産整理」である。
 「高齢社会化で注目が集まる、生前整理・遺品整理の仕事です。
当社はこれまで買取専門店で培ってきた目利きを活かし、適正価格を算出して買い取りを行うことができます。
素人の方にとっては価値がないと思われるものでも、プロの鑑定眼で適正価格を割り出します。
一方で整理する品々にかかる廃棄費用を割り出し、買い取り商品の価格と相殺することになります」(後藤さん)

 家財道具を整理して、廃棄費用が上回るか、あるいは買取費用が上回るか、プラスとマイナスを計算して提示する。
これまでのビジネスは買うだけ、あるいは廃棄物を有償で引き取るだけというものが多かったが、両方の機能を提案するところにこの会社の強みと新しさがある。

 このビジネスに注目したのが、リバースモーゲージを展開する金融機関や、資産運用を提案する証券会社だった。
リバースモーゲージとは、存命中に不動産を担保に金融機関から生活資金を借りて、死亡後にその不動産を引き取ってもらうという資産設計だ。
死亡後、土地や家は金融機関の所有になるが、金融機関にしてみれば家財道具などを整理する必要があり、ネオスタンダードのようなビジネスモデルが必要になってくる。

 また遺産整理などをテーマにした富裕層向けの証券会社の講演会でも後藤さんはこのところ講師を務めることが増えた。
「各地で満員の盛況です。このテーマへの関心の高さが伺えます。遺品整理業者の選び方など参考になった、人生に一回のことで備えあれば憂いなしだと思った、といった感想をいただいています。」(後藤さん)
 高齢社会というトレンドをとらえてビジネスモデルに転換することで新しい成長のきっかけをつかむ。
閉塞市場というけれど、「すき間(ニッチ)」はたくさんある。
「すき間」というのは掘ってみれば実は意外に広いものなのだ。
大企業ならともかく中小企業の今後はこの「すき間」を確実にものにしてゆく姿勢ではないだろうか。

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